中古マンションの売却は、コツをおさえの内見時が大事です。
要するに、プレゼンテーションが大事ということです。
中古マンションは新築マンションに比べて、かなり価格が抑えられわけで、予算に見合った住居を探している人にとっては価格的に魅力的です。
でも、中古マンションの売却の為に内見をしてもらう時に、往々にして、居住中の住居を見てもらうことになります。
その内見時に、他人の家具や所帯じみた他人の生活感溢れた有様を見て、自分たちの新しい生活を想像することは、とても大変なものです。
ですから、少しでも、購買意欲をかきたてやすいようにすることがポイントなのです。
中古マンションの内見時に大方のお掃除をすること、整理整頓をすることはもちろんです。
でも、それではまだまだ、実際の生活感は漂ってしまいますね。
整理整頓の上手な家庭や、その中古マンションが築浅でもともと綺麗な建物であるならまだよいです。
築浅でもなく、家の中が汚れている状態では、どんなに間取りや価格が気に入っても、“こんな人が住んでいた家で、次に寝るのは、ちょっと嫌だな”と思われてしまうことは多いのです。
家の中が荒れていると、隣人への対応もきっとよくなかっただろうし、さらには、この中古マンションの住人のレベルが全体的に低いのだろう、と引いてしまう人も多いものです。
それでは、中古マンションを気持ちよく売却する内見時のポイントとコツをお教えしましょう。
1)掃除は床の拭き掃除も念入りに。
そして床にできるだけ物を置かないようにして、間取り自体が見やすいようにする。
2)クローゼットや物入れは、どこを開けて見てもらっても印象が良いように、整理整頓し、目につく生活じみたものは布などで目隠しをしておく。
3)生活のニオイを感じさせないように、換気を良くして、アロマなど自然な香りを漂わせる。
4)ペットを飼っている場合は、預けるなどして、存在を見えないようにする。
5)内見時は不動産屋の営業担当にお願いして、内見者と住人が直接顔を会わせないようにすることも好印象につながる場合がある。
内見者が気を使わないで、自由に部屋を見て回ることができるから。
以上のような工夫は、不動産屋の営業担当者に相談したうえで、かなり効果的なケースが多いでしょう。
逆に言うと、一番良くないのは、居住中だからといって、入れない部屋があったり、クローゼットが開けられなかったりするのは不十分で、間取り図だけで想像するのでは、すべて内覧できる中古マンションの方が、購入動機が高くなってしまうことが多いからです。
ましてや、ベッドの中に住人が隠れるように寝ていたりするのは、内見者にとってはとても怪しく気持ちの悪いことですし、第一、失礼です。
それだったら、住人は外出してもらって、不動産屋の営業担当にすべておまかせすることの方が、内見者はじっくりと納得のいく内覧ができるでしょう。
中古マンションの売却においては、不具合の箇所がある場合は、あらかじめ明らかにしておくことが大事です。
たとえば、経年劣化によるドアの開閉の不具合や、お風呂の設備の不具合など、内覧だけでは分かりかねることも、事前にその程度を告げておくことが必要になります。
でも、これは価値を下げることに直接つながるとも限りませんし、事前に言わないことの方が、売却後にクレームとなってしまいやっかいです。
そもそも、中古マンションの売却においては、不具合と経年劣化の境界線がわかりにくいケースもあるのです。
今までの住人にとっては日常的に普通と考えていたことが、新住人にとっては故障ととらえてしまうような設備もあったりするからです。
中古マンションの売却においては、新築マンションと違うということを、うまくプレゼンするということは、コツとも言えますし、よい方法だと思います。
たとえば、パリのアパルトマンは100年以上も使っている部屋であることが多いですが、その古さを上手に現代インテリアとミックスさせていますね。
同じように、中古マンションの経年劣化をインテリア的にプレゼンテーションすることも、一つの方法と言えるでしょう。
例えば、昼間の内見でも、電気スタンドをつけて、きれいにドライフラワーをあしらったコーナーを照らしておいたり、夜の内見であったら、お風呂場や初めからしっかりと電気をつけておいて、感じ良い香水の香りをうすく漂わせておくなど…。
五感からも住人のセンスを感じられるようにプレゼンテーションされた内見は、中古マンションの価値をセンスアップする好印象につながるでしょう。


